七窯社の銀彩のピアス・ブローチについて
本焼成した陶器の上に液状の銀を塗布し、焼き付ける技法のことを銀彩技法と呼びます。七窯社では、純度の高い銀を使用しておりますので、銀彩シリーズの商品は時間が経つにつれて硫化し変色していきます。これは銀特有の性質であり魅力であると考えています。
日々身につけることによって表情が変化することを楽しんでいただく商品です。
お手入れすることによって初めの輝きに近づけることができます。また、袋に入れて保管するなど、空気に触れないようにすると硫化を遅らせるこができます。
硫化前
硫化1
硫化2
①用意するもの
・重曹 (10gくらい) ・ぬるま湯 (5ccくらい)・綿棒
重曹にぬるま湯を加え、めん棒でペースト状になるまで練ります。②めん棒で適量の重曹をとり、やさしく銀を磨きます。水で重曹を洗い流したら完成です。
※注)銀は大変やわらかい素材ですので、強い力で磨いたり、硬い素材で磨くと、とれてしまうことがあります。③中心部の入り組んだ形の部分に多少、変色が残るものの、ほとんど硫化する前の色に戻りました。